コンピュータを使用するCAD！導入する利点とは？
効率的な製図作業ができる
CADを導入する最大の利点と言えるのは、製図作業が効率化できることです。紙に製図をする場合は、比率のことをしっかり考えて作業を進めていかなければなりません。その比率計算は人の手で行わなければならず、完成までに時間がかかりがちです。それに対してCADでは、比率計算を始めとする高度な計算は全てコンピュータに任せられます。そのため、一度作成した図面をそのままの比率で拡大したり、別の角度から見たりすることも容易です。
そんなCADで製図ができるようになるには、ある程度の学習が必要ですが、人によっては紙への製図を学ぶよりも短時間で済むかもしれません。CADにはコンピュータによるサポート機能が数多く搭載されていて、線を引くという基本的な作業がすでに手軽です。紙への製図と違って、筆圧や鉛筆の角度などを気にすることなく、ただ線の太さを指定してポインタを動かすだけで済みます。また、紙の製図に必須となる、図形の大きさを変える方法など、CADだと省ける学習が多いです。
作製した図面の扱いも容易
CADで作成した図面は、原則的に記録媒体内に保存されるデータ形式となります。そのため、取り扱いが容易で、クラウドを活用して複数の拠点で共有できる上に、複製が必要な場合はすぐにコピー可能です。また、製図は管理室や工事現場など色々なところに持ち運ぶことが多いですが、その際もデータ形式の方が取り扱いが楽です。手軽に製図データにアクセスできるようにしておけば、大量の紙を持ち運ぶ手間もありません。実際にタブレット端末やパソコンなど拠点ごとの端末で、紙を使用しない現場は数多くあります。さらにもし、紙の図面が必要な場合は、プリンターさえあれば印刷してすぐに用意できます。
水道CADを使うと、業務効率が上がりミスのない設計作業を行うことが出来ます。複雑な設計もCAD上で確実に進めることが可能です。