消泡剤のメカニズムを二つに分けて考えよう!

消泡剤のメカニズムを二つに分けて考えよう!

抑泡作用とはどのようなものか

消泡剤の作用メカニズムとして抑泡作用がよく知られています。これは消泡剤を予め基材に混ぜておくことによって泡が発生しないようにするのが特徴です。泡は基材の中に含まれている海面活性作用を持つ物質が膜を形成することによってできてしまいます。その物質が整然と並んでしまうために泡になるので、整列する動きを乱すような性質を持つ物質を加えることで泡を発生しにくくするというのが基本です。相性の良し悪しがあることが知られていて、泡の原因になる物質に合わせて適切な消泡剤を選ぶと少量でも大きな効果が得られるようになります。ある程度は経験則でわかるようになっていますが、試行錯誤によって選び出さなければならない場合がまだ多いのが実態です。

破泡作用とはどのようなものか

破泡作用も消泡剤のメカニズムとしてよく知られています。破泡作用は発生してしまった泡を破壊するように作用するのが特徴で、基材から泡が出てきてしまった時点で消泡剤を追加しても効果があります。破泡作用を持つ消泡剤は海面活性作用を持つ物質によって作られた膜の表面に侵入する性質があるのが一般的です。それによって膜が乱されて原因物質が整然と並ぶことができなくなり、膜が崩壊して泡がなくなるというのが基本的な原理です。破泡作用による消泡剤も原因物質との相性が良くないと高い効果が得られません。ただ、分子構造から適不適を予想しやすいことから、破泡作用が高いと考えられる消泡剤は原因物質に応じて比較的選びやすいでしょう。

消泡剤とは、泡を消す役割があります。納豆や豆腐のように、製造段階で泡が多くなるものに使用されています。食材の日持ちがよくなり、腐りにくくなります。